【トレラン大会ブログ】奥信濃100(50K)を完走したので、大会の魅力をレポートします!

トレラン大会

こんにちは!会社員Kです。

今回の記事は、奥信濃100(50K)の大会レポートです。読んでいただき、大会の雰囲気を感じてもらえれば幸いです。

こんな方いらっしゃいませんか?

  • 奥信濃100がどんな大会か知りたい!
  • 初の50kmトレラン大会にチャレンジしたい!
  • ITRAポイント(50kmは3P)がしっかり取れる大会を探している。

私は、3つ目に書いてあるITRAポイント狙いでこの大会に出走しました。

なぜかというと、『Mt.Fuji100』という100マイルのレースに出ることを目標としているからです。

この大会にエントリーするためには、ITRAポイントを3レースで10ポイント以上取らなければいけません。

奥信濃100の50Kレースは、完走したら3Pなので、是非とも取りたかったのです。

ちなみに、私が過去に出た大会のポイント数です。

《白馬国際クラシック50K》(累積標高約2,700m)ITRAポイント:2P

《ITJ70K》(累積標高約3,200m)ITRAITRAポイント:3P

《ハセツネ30K》(累積標高約2,250m)ITRAポイント:2P

奥信濃50Kの累積標高は約2,500mで3Pなので、少しお得感があってエントリーしました。

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奥信濃100(50kmの部)の大会概要

開催日時・種目・制限時間

2024年6月8日(土)

50kmの部スタート:11時00分

制限時間:11時間

会場・受付

長野県木島平村 スノーリゾートロマンスの神様

(旧木島平スキー場)これがあります!

定員・参加料

50kmの部

定員:400名
参加料:12,000円

エントリー期間

2023年12月17日(日)21:00 〜 2024年2月18日(日)

参加賞・完走賞

参加賞:オリジナルソックス

完走賞:完走賞

駐車場


(無料ですが、早めに行かないと会場駐車場は埋まってしまうので、駐車場から会場まではシャトルバスです。)

必携品

必携品は以下の通りです。

  • エントリーの際に番号を届け出た携帯電話
  • 携帯コップ
  • 水分(1L以上)と各自必要な食料
  • サバイバルブランケット (130cm以上×200cm以上)
  • テーピング用テープ (80cm以上×3cm以上
  • コースマップ (携帯等にダウンロードも可)
  • フード付きレインウェア (ジャケット、完全防水、透湿機能を持ち、縫い目をシームテープで防水加工しているもの)
  • ファーストエイドキット(絆創膏、消毒薬など)
  • 保険証(コピー不可)
  • ライトと予備バッテリー(ライト2個も可)

推奨される装備品は以下の通りです。
・レインパンツ
・ポール(48km〜58kmカヤの平エリア使用禁止)

・熊鈴
・グローブ
・反射板
・ポイズンリムーバー

トレラン小物アイテムについての記事も書いていますのでご参考にして頂ければ幸いです。

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奥信濃100(50km)大会レポート

スタート地点

スタート会場の様子です。

トレラングッズのお店も出ていて、有名なトレイルランナーの方もいて、みんなで楽しもうという雰囲気がありました。

テンションが上がってきます。

さすが有名大会の奥信濃100ですね。

絶好の天気の中、スタートが迎えられそうです。

が、天気が良すぎて暑いのは間違いなさそうです。

自動販売機はありますが、水やスポーツドリンクは売り切れで買えない可能性が高いので会場に来る前に用意しておいた方がいいです。

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第1エイド(糠千①)まで

スタート直後はいきなりのゲレンデ登りです。

見た通り結構急なので気をつけてくださいね。

登り終わったらせっかく登ったゲレンデを降りていきます。ゲレンデ下りは傾斜が急なので脚を使わないように慎重に降りていきます。

まだまだ先は長いですからね。

特に私は前モモ筋肉が貧弱なランナーなので、ここで脚を使ってしまうと間違いなく後半に響きます。

第1エイドまでは7km程度なので、少しトレイルを走ったらすぐに着きます。

こんな感じのトレイルなので急な登りとかはなかったと記憶してます。

そうこうするうちに第1エイドの糠千(ぬかせん)です。

ちなみにコースマップを見ていただければわかりますが、47km地点の第4エイドも同じエイドです。

※最初に糠千エイドに来た時に写真を撮り忘れたので、これは47km時点の風景です。

そして第2エイドに向けて出発でここからいよいよ『奥信濃100』感が出てきます。

第1エイド(糠千①)〜第2エイド(カヤの平①)まで

ここからメインとなるのは、清流の横を走るトレイルです。

川の音があるので涼しいですし、川も綺麗で本当に最高です。

なんと栄光の架橋がありました!

私はこの辺りは全く走れなかったです。じっくりと川のせせらぎを感じながら進んでいきました。

もちろんもっと速い人は走れるかもしれないですが、奥信濃100を堪能するのもいいと思いますよ!

ただ、この区間の注意点としては、「水分は計画的に」です。

第1エイド〜第2エイドの区間の中に奥信濃100の長い登りは詰まっています。

登りは時間もかかりますし、今回みたいに天気がいいとかなり汗をかくと思います。

川の横を走っているから水分には困らないのでは?と私も思っていたのですが、水分が少なくなってきたなと思う頃には残念ながら川はありません。

「水がなくなってしまうかもしれない」ということで、抑えめの水分補給になってしまうときついですし、なくなってしまうのも怖いですよね?

今回の大会で、私が水分について不安になったのはここだけでしたので、今後出られる方は少しご注意いただければと思います。

そして第2エイド(カヤの平①)に到着です。

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第2エイド(カヤの平①)〜第3エイド(カヤの平②)まで

第2エイドと第3エイドは同じです。

そしてこの区間は、トレイルランと呼ぶにふさわしいコースとなっています。

こんな感じのトレイルが続きます。下りもありますので、トレイルランニングを存分に楽しむことができますよ。

ただし、約30kmの地点に、急登エリアがあります。

写真も撮るだけの余裕がなく、とにかく止まらないように頑張って登りました。思ったより長い急斜面が続きますのでお気をつけください。

おそらく今回のレースの中では、一番きつい登り区間となります。

そして、第3エイドに到着です。

前半でかなり多く登ったこともあり、結構疲弊しています。大会のスタッフさんが言っていたのですが、この区間(第2エイドから第3エイドまで)は歩いたら2時間くらいとのことです。

このあとは長い下りとなりますので、ある程度は力を温存しておきましょう。

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第3エイド(カヤの平②)〜第4エイド(糠千②)まで

ここはもうとにかく林道を下っていく区間です!距離にして約14kmの下りです。

同じような道が続きますのでとにかく耐えるしかありません。下りでスピードは出ますので、ここを走れないと良いタイムは狙えないと思います。

私は歩いてしまいましたので、結構抜かれた記憶があります。ただ、走れなかったんですよね。

景色が変わらないのが苦手な方は苦行になるかもしれません。

ただ、この下りの終盤ではこんな箇所もあります。

そして景色も一気に開けるところがあります。ずっと林道を走っていたこともあり、景色がひらけた時は本当に力が湧いてきましたね。

そうこうするうちに第4エイド到着です。

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第4エイド(糠千②)〜ゴールまで

ここはもう最後の5kmなのでハイライトはありませんでしたが、行きで通った道を通りますので、ひたすらにゴールを目指す感じでしょうか。

いつも通り、だんだんゴールが近づいてきて嬉しい反面、寂しい気持ちにもなります。

段々私もランニングをしない方から見るとおかしな人になってきているようです。

さぁ残り1km。ラストスパートです!

最後はスタート付近で下ったゲレンデを登っていきます。

最後の力を振り絞って登っていきます。

ついにゴール!

目標としていた8時間切りはならずでしたが、ITRA3ポイント獲得です!

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奥信濃100の魅力

奥信濃100の魅力を3つお伝えします!

  • コースの難易度がちょうど良い
  • 川の音で癒される
  • 有名大会なので盛り上がっていてテンションが上がる

コースの難易度がちょうど良い

まずはコースについて、トレイルが非常に走りやすいです!

先ほどから写真も載せていますが、ふかふかしたトレイルがあって非常に気持ちいいです。

木の根が多くあってテクニカルなコースもそれはそれでいいのですが、奥信濃100のコースは全体的に走りやすいと感じました。

楽は出来ないけど、楽しく走れるという感じでしょうか。一度出てみてほしいです大会の一つです。

川の音で癒される

2つ目は川の音が綺麗ということです。

なかなか川の音で癒されるレースは体験できないと思いますので、貴重です。

こんな所もありますよ。冷たくて気持ち良いです!

有名大会なので盛り上がっていてテンションが上がる

3つ目はやはり有名大会ならではの盛り上がりでしょう。

ゲストランナーの方も多いですし、お店も何個も出ていて買い物もできますし、小学生/未就学児の部もあるので、家族みんなで楽しめる大会です。

そして、朝5時にスタートした100km出場選手たちが大会会場を通っていきます。

スタートする前から100km出場選手の応援ができるので、自然と自分のテンションも上がっていきます。

やはり大きい大会は良いですね!

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奥信濃100に出場する際の注意点

最後に、出場する際の注意点をお伝えしておきます。

気をつけなければいけないのは、以下の2点です。

  • 駐車場
  • ブユ

駐車場

車で行く方が多いのではないかと思いますが、駐車場について一応お伝えしておきます。

かなり早く行かないと大会会場の駐車場は埋まってしまうので、少し離れた駐車場を利用することになります。

私は、9時前には着いていましたが既に大会会場の駐車場はいっぱいでした。

シャトルバスを出していただいていますので特に問題はないのですが、ゴールの後、少しご注意くださいという話です。

ゴールをした後ももちろんシャトルバスは出ています。

ただ、ゴールのタイミングによってはシャトルバス出発時間までが長い場合があります。

(私はちょうど1時間弱待つというタイミングでした。)

早くシャワー浴びて温泉に浸かりたかったので、シャトルバスを待つことができず歩きました。

駐車場の場所(私が停めたのはP4)が、ゲレンデを降りたところで、歩いて10分ほどで着きます。

そのため、ゴール後、ゲレンデを降りていく人が結構いらっしゃいました。

私は体力が残っていなかったのでその下りが辛かったですというお話です。

もちろん体力に余裕がある方や、シャトルバスに乗る方は問題ないです。

ブユ

2つ目は『ブユ』です。

登山を趣味にされている方は対応は慣れていると思いますが、登山経験がほぼない私にとってはブユに刺されたところが腫れてきて、痒くて痛かったです。

2024年大会はエイドにブユがたくさんいたらしく、言い過ぎかもしれないですがほとんどのランナーの方が刺されたのではないでしょうか。

虫除けや、ポイズンリムーバー等は準備しておいた方がいいと思います。

今この記事を書いているのが、大会5日後ですがまだ痒いです。どうしようもないですが注意点としてお伝えしておきます。

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まとめ

いかがでしたか?

今回は、奥信濃100の50Kの大会レポートでした。

これからトレランを始めたい方、50kmクラスの大会に出てみたい方、トレランを楽しみたい方、みなさんに出てみて欲しい大会です。

個人的にはITRAポイントが取れたので、大満足な大会でした。

出走したトレラン大会のレポートはまとめておりますのでご覧になってみてください。

《開催月別のトレラン大会、ウルトラマラソン大会レポート》

(6月開催)

(7月開催)

(8月開催)

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(3月開催)

(4月開催)

それではまた!