【サブ4達成するために】目指すべきハーフマラソンタイムの目安をお伝えします!

ランニング情報

こんにちは!会社員Kです。

今回の記事は、フルマラソンサブ4を達成するために、どのくらいのハーフマラソンタイムが必要か記事にしました。私自身の経験を交えてお伝えします。

最初に結論をお伝えします。

フルマラソンサブ4をほぼ確実に達成するために必要なハーフマラソンタイムの目安は、

『1時間45分』とお伝えしておきます。

もちろん個人差はありますが、1時間45分、いわゆるサブ105をクリアできれば十中八九サブ4は達成できると思います。

目安として考える際にまずご紹介したいのが、「VDOT」という数値についてです。

この数値を理解すると、練習効果を大きくできると言われていますので、ぜひ読んでみてください。

また、目安となるタイムは「サブ4達成の経験」からお伝えしています。

サブ4を既に達成している方は知っていることも多いと思いますので、どちらかというとこれからサブ4を目指していく方向けの記事となります。

難しいことは言わず、簡単にお伝えできればと思います。

また、サブ4達成までの月間走行距離もまとめましたのでご覧になってみて下さい。

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VDOT(ブイドット)のご紹介

VDOT(ブイドット)とは何か?

「VDOT」という単語は聞いたことありますか?

「VDOT」はジャック・ダニエルズという方が書いた「ランニング・フォーミュラ」という本の中で出てくる用語です。

そして「VDOT」が何を表すのか簡単にいうと、その人の走力を数値化したものです。

例えば、私のハーフマラソンのベストタイムは、1時間33分ですので、算出される「VDOT」は、48.9です。

そして、「VDOT48.9の人が、効率的な練習をするとしたら以下のペースですよ!」というのを教えてくれています。

Eペース(イージーペース)5分12秒/km 〜 5分44秒/km
Mペース(マラソンペース)4分36秒/km
Tペース(閾値ペース)4分20秒/km
Iペース(インターバルペース)3分59秒/km
Rペース(レペティションペース)3分44秒/km

それぞれのペースは何を指している?

それでは、それぞれのペースが何なのかをお伝えしていこうと思います。

基本的には怪我をせず、効率的に練習を積むためのペースとなります。

サブ3.5やサブ3を目指すような方は、ほぼ知っていることだと思いますので、これからサブ4達成を目指していきたいという方はしっかり理解いただければと思います。

Eペース

Eペースとは、イージーペースのことで、その名の通りリラックスして走る時のペースとなります。

ロング走をする時のペースの目安となります。いわゆるジョギングのペースだと思ってください。

このEペースで長い時間走れるようになることが一番大事だと考えて下さい。

このEペースが、怪我をしないための脚を作ってくれます。

何をするにも怪我をしないことが一番大事ですから、まずはこのEペースを中心に練習を積んでいくようにしましょう。

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Mペース

Mペースとは、マラソンペースのことで、マラソン大会を走る時のレースペースとなります。

このペースでの練習は、大会本番のペースに慣れるための練習だと考えて下さい。

最初からこのペースで距離走(30km)を実施してしまうと負荷が高すぎるので怪我につながります。

そのため、まずは短い距離から少しずつ距離を伸ばしていくようにしましょう。

本の中では、距離は25km以下で、持続時間は90分〜150分となっていますが、私は15kmまでしかMペースでの練習はしたことがありません。

そのため少し目線が低い記事になってしまうかもしれませんがご容赦ください。

Tペース

Tペースとは、閾値ペースのことで、20分〜30分持続して走れるくらいのペースです。

マラソンのレースペースよりも速いペースとなりますので、きつい練習になりますが、効果は非常に高いです。

ランニング練習について調べていると、よく閾値走というのが出てきます。まさにその練習です。

私のイメージとしては、自分の走力の底上げを図るという感じです。

Eペースで土台を作って、その土台自体を少しだけ上げる練習がTペース走、そんな位置付けです。

乳酸が溜まっていくペースでもありますので相当に精神力も鍛えられます。

私のようにメンタルが弱い方は週1回くらいが限界だと思いますが、取り入れると走力が上がっている実感が持てるのではないでしょうか。

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Iペース・Rペース

Iペースとは、インターバルペースのことで、インターバル練習をする際のペースです。

Rペースとは、レペティションペースのことで、レペティション練習をする際のペースです。

インターバル練習やレペティション練習は違う記事で書くかもしれませんが、とりあえずサブ4を目指すにあたってはさほど重要ではないと思いますので、簡単にお伝えしておきます。

インターバル練習は1km〜2kmほどの距離を、合間で休憩を入れながら5回〜10回行う練習です。

レペティション練習は、インターバル練習同様、合間で休憩を入れながら繰り返し行う練習ですが、距離は短く、スピードはさらに速く行う練習です。

練習強度は高いので、怪我のリスクは高まると思います。

取り入れる方は無理をしない程度に実施して下さい。

私自身もサブ4達成まではこの練習はほぼしていないので、今後サブ3を目指していく過程で積んでいきたい練習ですね。

VDOTはどうやって算出すればいい?

では、自分のVDOTをどうやって調べればいいの?ということですが、おすすめのアプリがあります。

『VDOT Running Calculator』というアプリです。

このサイト内の【電卓アプリ】を入れていただくのが一番分かりやすいと思います。

このアプリで計算すると、EペースからRペースまで簡単に計算できるので便利ですよ。

こんな感じです。

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VDOTから計算するとサブ4達成するためのハーフマラソンタイムは?

スピードタイプやスタミナタイプなどを全く考慮せず、VDOTで3時間59分59秒で計算した結果は、

1時間56分10秒でした。

VDOTの数値は37.9です。

ではハーフマラソンでこのタイムが出たらサブ4が達成できるのかというとそんな単純な話ではありません。

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サブ4達成の経験から目安を考える

VDOTを紹介してきましたが、VDOT値だけでみたところ、ハーフマラソンタイム1時間56分がフルマラソンサブ4に相当する数値でした。

もちろん人にはよりますが、ほとんどの人がこのタイムではサブ4達成は難しいでしょう。

ではなぜ冒頭に、1時間45分でハーフマラソンを走れればサブ4はほぼ確実に達成できるとお伝えしたのかというと、私の経験上、スタミナタイプではない人でもサブ4を達成できる目安がそのタイムだからです。

初のフルマラソン前のハーフマラソンタイム

私は、初マラソンの時に4時間32分でしたが、その前のハーフマラソンで1時間51分で走っていました。

私はこれまで6回フルマラソンを走っていますが、後半までスタミナが持たないスピードタイプということは確実です。

スタミナタイプの方であれば、1時間50分前半くらいでサブ4達成している方は私の周りでも実際にいらっしゃいます。

サブ4を達成する前のハーフマラソンタイム推移

初のフルマラソンを走る前のハーフマラソンタイムが1時間51分だとお伝えしました。
先ほどお伝えした通り、その後のフルマラソンタイムは4時間32分です。

その後にハーフマラソンタイムは、1時間48分まで伸ばしました。
しかしフルマラソンタイムは4時間3分でした。

ここで確実にサブ4はできると思っていましたが見事に失敗します。

さらに走り込み、ハーフマラソンのタイムは1時間43分まで伸ばします。
そして満を持してのフルマラソン、結果は4時間23分という・・・。

ただ、今思うと確実にサブ4を達成できる走力はあったと確信しています。

なぜならフルマラソン大会の1週間前に風邪をひいたため、体力が落ちてしまっていたからです。

途中から諦めて歩いてましたので、実際にはもう少し早いタイムでゴールできたと思います。

風邪をひいてしまい、体力が落ちて、心拍数も上がりやすくなっていたので、メンタル面でも走る前から負けていたと思います。

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サブ4達成時のハーフマラソンタイム

サブ4を達成できず悔しかったので、100%達成できるだけの走力をつけようと思い、走り込みました。

そしてついにサブ4を達成するわけですが、その時のハーフマラソンタイムが1時間33分です。

流石にサブ4達成のためにここまでタイムを伸ばす必要はないかと思います。

ちなみにその時のフルマラソンタイムは3時間38分です。

メンタル的にサブ4は余裕でいけるという自信がついていたので、思ったよりも良いタイムで達成することができました。

ポイントは、直前のハーフマラソン大会で1時間35分を切る目標を立てていて、その目標を達成している自信を持った状態でフルマラソン大会を迎えたことではないかと思います。

もちろん体調管理にも気を使いました。

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まとめ

いかがでしたか?

今回は、フルマラソンサブ4達成のために必要なハーフマラソンタイムというテーマで記事を書いてきました。

フルマラソンはメンタルも強くないと走りきれないスポーツです。

そういった意味では、理論的に達成できるタイムを意識することも大事ですが、自分の余裕のあるペースで、自信を持った状態で大会を走るということも非常に重要です。

自身の経験を踏まえ、スピードタイプの方でもサブ4をほぼ確実に達成できるタイムは1時間45分だと結論づけました。

ぜひそのタイムを目指してもらって、サブ4ランナーの仲間入りをしましょう!

【開催月別マラソン大会レポート】

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それではまた!