【ランニング初心者必見】カーボンシューズは履くべき?やめるべき?メリットは?

ランニング情報

こんにちは!会社員Kです。

今日のテーマはよく話題になる、カーボンプレート入りシューズを履くべきなのか問題です。

こんな疑問お持ちではないですか?

  • そもそもカーボンプレート入りシューズって何?
  • 初心者は履かない方がいいの?
  • カーボンプレート入りシューズを履いたら本当に速くなるの?

先に私の経験上でたどり着いた結論を申し上げると、カーボンプレート入りシューズは、条件付きではありますが、履いた方が良いです。

それではもう少し深掘りしていきましょう!

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カーボンプレート入りシューズの特徴

そもそもカーボンプレート入りシューズとは何か?

ネットで調べていると、カーボンシューズだったり、厚底シューズだったり、プレート入りシューズだったり色々な言い方があって混乱してしまいます。結局何がカーボンプレート入りシューズなの?

分かりづらいですよね?シンプルに伝えると、ミッドソール部分(靴底の真ん中部分)にカーボンプレートが入っているシューズのことを言います。

一般的には、カーボンプレートが入っているシューズは厚底なので、『厚底で、カーボンプレートが入っているシューズ』と考えてもらって良いです。

このあとは「カーボンシューズ」と呼ぶことにします。

カーボンプレートは、炭素繊維という軽くて強度が高い素材で出来ています。なんと鉄よりも強度は高いらしいです。

シューズを手に持って折り曲げようとした時に、硬くて曲がらなかったらカーボンプレート(もしくはカーボン以外のプレート)が入っていると思って良いです。

ほんの数年前までは、薄底のシューズが主流でしたが、厚底シューズ発売以降、各社からカーボンシューズは発売されています。

今では競争が激しく、種類もかなり多くなっていますので、メーカー別のカーボンシューズというテーマで別の記事をいずれ書きたいと思っています。

カーボンプレート入りシューズのメリット

カーボンシューズのメリットは、なんと言っても『速く走れること』です。

具体的には、着地した時にシューズに搭載されているカーボンが跳ね返ります。

その跳ね返りによって、前への推進力が生まれる、つまりストライド(1歩の歩幅)が大きくなりますので、速く走れるようになるという仕組みです。

聞いたことある話かと思いますが、

『足の速さ=ピッチ(1分あたりの歩数)× ストライド(1歩あたりの歩幅)』

となります。

ストライドが大きくなっても、ピッチが少なくなっては速くなりません。その辺りが履きこなすのが難しいと言われる理由だと考えています。

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カーボンシューズのデメリット

逆にカーボンシューズのデメリットは、『足に負担がかかる』ということです。

先ほどカーボンシューズは曲がらないとお伝えしましたが、やはり硬いんですよね。

その分足への負担は大きくなり、怪我につながりやすいと言われています。

あとは値段が高いと言うところでしょうか。基本的にはカーボンシューズは、各メーカーのトップモデルとなりますので、値段も結構なもんです。

ナイキのカーボンシューズである『アルファフライ3』は約4万円です。

普通にスポーツシューズと考えれば、高級品ではないでしょうか。

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カーボンプレート入りシューズを履くための条件とは?

最初に言っておくと、私はカーボンシューズを履いて怪我をしたことはありません。そして、それだけが理由とは言いませんが、カーボンシューズを履き始めた今年度は自己ベストを大きく更新しています。

それを踏まえて以下のポイントをお伝えします。

怪我をしないために、脚を作ってから履くべき

最初にお伝えしたいのは、「まずは脚をつくってください!」ということです。

私は足が遅かったので無駄にランニング歴が長いです。

その分何年もかけてダラダラと距離を積んできているので、今ではフルマラソンを走ろうが、トレイルランニング大会に出ようが基本的には怪我をしないです。

この積んできた距離というのが結構大事だと考えています。

そして脚を作るためにはLSD(ロング・スロー・ディスタンス)をすることが近道ではないかと思っています。

やはりカーボンシューズを履くとスピードが出ます。

というよりも出てしまいますという表現の方が合うかもしれません。

その時は速く走れるので気持ち良いですし、「あれ?足速くなってる?」と思って嬉しくもなります。

しかし、おそらく自分の実力以上にスピードが出てしまっているので次の日の足のダメージは大きくなります。

その時にランニングを始めて間もない方で、距離を積めていなければおそらく怪我につながるのだろうと想像はつきます。

なので、まずは脚を作ってからカーボンシューズを履いた方がいいと思います。

カーボンシューズだけで履くのではなく、あくまで履き分けるべき

これは見出しの通りなのですが、カーボンシューズを履くのであれば、履き分けをするべきです。

ランニングシューズは高性能です。高性能が故にそれぞれの特性があります。

そのシューズの性能を最大限活かすためにも場面にあったシューズ選びをするべきです。

カーボンシューズは間違いなくジョギングには適していません。

速く走れるのがメリットなので、スピード練習や大会本番で履くのが一番適しています。

価格も高く、耐久性も一般的にはジョギングシューズほど良くはないので、ジョギングで履くのは流石に勿体無いと思います。

私はレースシューズとして今は『アシックスのS4』を履いています。

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上級者でもないので最上位モデルではなく、価格も手が出るレベルのものにしています。

私はこのS4を履いて、勝田全国マラソンにてサブ4を達成しました。

S4は、色によってはセールもしてたりするので、カーボンシューズの1足目を検討している方は候補に入れてもらうと良いと思います。

シューズレビューも書きましたのでご参考にしてみてください。

ただ少なくとも、カーボンシューズを購入するならジョギング用シューズを購入した後の方がいいでしょう。

普段はジョギング用シューズを履いて、スピードが速い練習をする時や大会ではカーボンシューズを履くようにしたらそれぞれのシューズ性能の違いも堪能できますよ。

オススメのジョギングシューズのレビューはこちらです。

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まとめ

いかがでしたか?

今回はカーボンプレート入りシューズを履くメリット、デメリットをお伝えしてきました。

もちろんデメリットでもお伝えした通り、怪我をするリスクがありますので安易に履くことはオススメできませんが、私の経験上やはりシューズとしての性能は非常に高いと思います。

足がつくれていれば怪我をするリスクも減らせると思いますので、しっかりと練習を積んだ上でカーボンシューズを履きましょう!

参考までに、私のサブ4達成までの月間走行距離をまとめてみましたのでご参考にしてみて下さい。

怪我をしてしまうと何週間、下手すると何ヶ月もランニングができなくなってしまいます。

ランニングが趣味の方はお分かりになると思いますが、走れない状況は相当ストレスが溜まります。

それを防ぐためにもやはり怪我をしないことが重要です。

しっかりと練習をした上でカーボンシューズを買いましょう!

以下の大会についてもレポートしていますのでご覧になってみてください。

【開催月別マラソン大会レポート】

(11月開催)

(1月開催)

(3月開催)

(4月開催)

(5月開催)

それではまた!