
こんにちは!会社員Kです。
今回の記事は、伊豆トレイルジャーニーのレースレポートです。
受付から当日の様子までレポートしていきます。
トレラン大会を調べていると、本当にたくさんの大会が開催されていることに驚きますよね。その中でも有名な大会として、伊豆トレイルジャーニーは外せないのではないでしょうか。
- 伊豆トレイルジャーニーって難易度はどのくらい?
- 人数が1,000人規模の有名な大会に出たい!
- ITJのエントリーを迷っている。完走できるか心配だし・・・。
こんなことを考えている方に役立つ記事になると思いますので、ぜひ読んでいってくださいね。
『これからトレランを始めたい!』という方はまずはこちらの記事をご覧になってみてください!
伊豆トレイルジャーニー2024概要
2024年大会概要が発表されました!
私は2024年大会も抽選にあたり出走することになりました!
(追記)
2024年大会も無事に完走しました!
記録は2023年大会が12時間弱でしたが、2024年大会はなんと11時間弱ということで、約1時間の記録更新となりました!
2年連続で出走しても来年もまた出たいと思える素晴らしい大会なので、ぜひレビューを読んでもらえたらと思います。以下、2024年の様子も少し追記しながらの記事になります。
ちょっとエントリー費用は値上がりしましたが、概ね2023年大会と同じです!
日時・スタート場所・ゴール場所
2024年12月8日(日)
ITJ 70K
スタート時間:6時00分
スタート場所:松崎新港(松崎市)
ゴール場所:修善寺総合会館(伊豆市)
Around Alone 28K
スタート時間:11時00分
スタート場所:仁科峠天城の森(伊豆市)
ゴール場所:修善寺総合会館(伊豆市)
装備品チェック・受付時間
ITJ 70K ・Around Alone 28K共通
受付時間:2024年12月7日(土)9時00分〜16時00分
受付場所:三島市立公園楽寿園
参加資格
ITJ 70K ・Around Alone 28K共通
・大会当日に18歳以上の男女
・全コースを迷うことなく制限時間内に完走の自信がある人
※ITJ 70K:これまでに25km以上のトレイルランニングレースまたは40km以上のロードレース等を完走した経験がある方の参加を強く推奨する。
種目ごとの制限時間・定員人数
ITJ 70K
制限時間:14時間
定員:1,500名
(一般枠1,200名・ふるさと納税枠300名)
ITRAポイント:3P
Around Alone 28K
制限時間:6時間30分
定員:250人
(一般枠190名・ふるさと納税枠60名)
ITRAポイント:1P
累積標高
ITJ 70K
累積標高+:3,242m
累積標高-:3,162m
最高標高:1,035m(猫越岳)
Alound Arone 28K
累積標高+:1,139m
累積標高-:1,803m
最高標高:982m(達磨山)
エントリー期間
2024年7月19日(金)12時00分 〜 7月31日(水)23時59分
※定員を超えた場合は<抽選>となります。
※抽選となった場合の当選者発表(2種目共通):2024年8月9日(金)
エントリー費用
ITJ 70K
一般枠:24,000円
ふるさと納税枠:80,000円
※返礼品として大会参加費
Alound Arone 28K
一般枠:11,000円
ふるさと納税枠:37,000円
※返礼品として大会参加費
必携品
ITJ 70K・Around Alone28K共通の必携品となります。
ちなみにAround Alone28Kではエイドは利用できませんのでご注意ください。
- コースマップ(印刷物もしくはGPXデータをダウンロードし、提示できるようにしておく)
- コンパス(電子コンパス等、コンパス機能があるものでも可)
- 携帯電話(出走前までに大会本部の電話番号を登録し、番号⾮通知にせず⼗分に充電すること)
- 個人用のカップもしくはタンブラー(150cc以上)ビンは不可
- 1リットル以上の水(スタート時)
- ライト2個(動作確認まで済ませておくこと)
- サバイバルブランケット
- ホイッスル
- テーピング用テープ(包帯、ストラップになるもの。80センチ×3センチ以上)
- 携帯食料
- 携帯トイレ
- レインジャケット ※防⽔性(奨励:耐⽔圧10,000mm/c㎡以上)および透湿性を兼ね備えた素材を使⽤して作られた⼭岳の悪天候に対応できる縫い⽬をシームテープで防⽔加⼯したフード付きのもの。防⽔性、透湿性いずれかの機能が⽋けているものは認めません。
- 防寒着 ・上半身 保湿性のあるウェアを3層以上(ベースレイヤー、ミドルウェア、アウター)の組み合わせ ※コットン素材不可。ダウン・フリース等の素材を使用した物を推奨します。 ※レインジャケットはアウターウェアとして認めます。 ・下半身 足首丈まで完全に覆う、ランニングパンツ(⻑ズボン)、レギンス、タイツ。もしくは、レギンス、タイツとロングソックスの組み合わせ。 ※レインパンツでも可。
- シューズ(足の甲が覆われているもの)
- 手袋(フィンガーレスのものは認めません)
- ファーストエイドキット(絆創膏、消毒薬など)
- 健康保険証(コピー可)
- 装備品チェック後に配付するナンバーカード2枚、計測⽤ICチップ1個(ナンバーカード2枚の内の1枚に取り付けられています)
- 顔写真付きの身分証明書(免許証等)
- 夜間⾛⾏時、後⽅の車両から視認できる⾃発光式でザック等に取り付けられるもの(⾃発光式反射板、フラッシュライト等) ※自発光しないリフレクター等は認めません。
その他推奨装備品として、
・エイド食を利用するためのお椀・箸・カトラリー
※エイドにはお椀、カトラリーの用意はありません。エイドステーションのご当地食(しおかつおうどん・しし汁)で、前々回まで使用していた使い捨て発泡容器や割りばしを廃止し、ゴミの削減を目指しているため、ご当地食をいただく際に必要です。
・レインパンツ、帽⼦、着替え、⽇焼け⽌め、ワセリン、現金、携帯電話⽤の充電ケーブル、予備電池・予備バッテリー、防⽔ケース、防⽔性の⾼いシューズ、自身の手指用の消毒液、ウェットティッシュ、熊鈴(市街地で鳴らすのは控えてください。)
ちなみに今回は、参加賞がない代わりにソフトカップを参加者全員分作っていただいているとのことです。
結構多いですね。トレラン小物アイテムについての記事も書いていますのでご参考にして頂ければ幸いです。
ITJ70K大会レポート
それではいよいよ大会レポートをしていきます。
最初に、完走した経験から一番お伝えしたいことは「是非エントリーしてください!」ということです。
この後写真を載せていきますが、特に後半の景色は本当に素晴らしくて感動します。
抽選に当たったら出走しようかなくらいの軽い気持ちでいいと思いますので、まずはエントリーしてみてはいかがでしょうか。
前日受付〜スタート
それでは前日受付の様子からお伝えします。受付場所は楽寿園という公園です。三島駅のすぐ近くなので、電車の方は迷わず行けると思います!
付近の駐車場は混んでいるので、車の方はお気をつけ下さい。私は楽寿園から徒歩7、8分くらいのところに車を停めてゆっくり歩きました。
そして会場内の様子がこちらです。

たくさん人がいて、盛り上がっています。
出店も多く、かっこいいITJオリジナルのグッズも販売しています。
ザックやシューズ、小物類(携行食など含む)も出店が出ているので、それを見てるだけでも楽しいです。
コーヒーを出してくれているお店もあって嬉しかったですね。
そして大会当日は暑いことが予想されたので、塩分タブレットを購入しました。
この時期はコンビニとかに売ってないので見つけるのに苦労するんですよね。
荷物チェックは案内通りに準備すれば特に困ることはないです。
ただ、ライトの動作確認と、レインジャケットのシームテープはしっかり見られますのでお気をつけ下さい。
スタート〜こがね橋(A1)
スタートは6時です。なのでまだ暗く、気温も低いです。2023大会は例年よりも暖かかったですが、それでも朝は震える程度には寒いので防寒着はしっかり持っておきましょう。
スタート前の様子です。

ついにスタートです。
コース図は伊豆トレイルジャーニーのHPからご覧になってく下さい。
スタートして13キロ地点(八瀬峠)あたりまではとりあえずずっと登りです。
急登はないですが、逆に言えば走れてしまうのできついです。
焦らず頑張りましょう。先はまだまだ長いです。
そしてそのあとで、Stravaのグラベルマスター区間がやってきます。約5kmの登り区間タイムを競います。事前に登録が必要なのでお忘れなく。
※Stravaのグラベルマスター区間は2024年大会はありませんでした。
私はここを張り切りすぎて足を使いすぎてしまいました。ついついやってしまうのですが気をつけてくださいね。
グラベルマスターが終わったら第1エイド(こがね橋)までは下り約5キロなのであっという間ですね。

ここまでは良いペースで来れていました。
しかし、やはり50kmを超えるレース、簡単ではありませんでした。
こがね橋(A1)〜仁科峠(A2)
こがね橋で休憩したあとはすぐに登りになります。
私はもう体力が枯渇して走れなかったですが、ものすごい急登というわけではないです。
途中所々で急登はありますが、この区間のメインはシングルトラックのこれぞトレランという道です。トレランを存分に楽しめます。
ただ、滑落の危険と、前後にランナーがいるプレッシャーからなかなか休めなくてしんどいです。
そのため、あまり写真は撮れませんでした。イメージはこんな感じの道が多いです。

半分きました。私は『これで半分かー』と軽い絶望を味わいました。
フルマラソンで言うと一番きついところですからね。
そして、仁科峠の手前でようやく夢にまで見たITJの素晴らしい景色が広がってきます!
ITJと言えばこのイメージですよね?
富士山も眺めることができました!
(2023年大会)

(2024年大会)

いやー、疲れが吹っ飛びます。もう帰ろうかなと思うくらいの感動です。もう一回出たいなと思える絶景です。
そして第2エイドの仁科峠到着。

うどんも美味しくいただきました。2023年からは、自分でお椀とお箸を用意しないと食べられないです。
その辺りもITJは、環境にも配慮していて良い大会ですね。
仁科峠(A2)〜土肥駐車場(A3)
この辺りは1番きつかったかもしれません。景色は良いんです。良いが故に先が見えてしまうのです。

こんな感じです。特に2023年大会は寒くもなく、風もなく、ものすごい気持ち良かったのですが、あそこまで行かないといけないというのが丸見えなんですよね。
あとは下りの階段がとにかくきつかった記憶があります。
すでに前モモの筋肉はやられているので、大きめの段差を下りる時ののダメージはきつかったです。
この区間はひたすら耐えるという感じでした。いやらしい坂を登り、なんとか土肥駐車場(A3)に到着です。

しし汁です。もう体力も足もキツくなっているのでありがたかったです。体に沁みました。
この辺りに来ると初心者の私としては、立ち上がるのもしんどいです。ただ、あとはゴールするだけと思い、必死に立ち上がったのを覚えています。
土肥駐車場(A3)〜ゴール
残り20km弱となりました。
基本は下り基調ですが、地味に達磨山はきついです。気をつけてください。
もう一度富士山載せておきます。この道を走れると考えるとワクワクしませんか?

この後のくだりは必死に降りてたので、あまり写真を撮ることはできなかったです。
やはりITJはしっかり走れるコースだと思います。足を前半で使い切ってしまったので私は後半走れませんでしたが。
あと、あまり速くない方はゴールする前に暗くなってしまうので注意が必要です。

もはや何も見えないです。ちなみに私はITJで初めてヘッドライトを使用しました。
キャップのつばでうまく足元を照らせなくて苦労しました。みなさんどうしてるんですかね。
そしてついにゴールです。

ゴールはこんな感じです。私は12時間弱でゴールしました。長かった旅も終わりです。
2024年大会は17時ちょっと前に帰れたので、ギリギリ日没前でした。
フィニッシュした後の記念撮影です。(2024年大会)

まとめ
いかがでしたか?
今回は伊豆トレイルジャーニーのレポートをさせていただきました。最初にも言いましたが、ぜひエントリーして欲しい大会です。
とにかく景色が良いですし、70kmあるもののしっかり走れる気持ち良いコースです。
初めて50kmを超える大会にチャレンジしてみたいという方には特にオススメです。どうせ抽選なので、当たれば出るくらいの気持ちで良いと思いますよ。
その他の大会レポートも記事にしていますのでご覧になってみてください。
《開催月別のトレラン大会、ウルトラマラソン大会レポート》
(6月開催)
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それではまた!