
こんにちは!会社員Kです。
今回の記事は、『白馬国際クラシックの大会レポート』です!
この記事では、2023年白馬国際クラシック50kmソロに出走した経験を元に、この大会の魅力をお伝えします。
- 白馬国際クラシックにエントリーしようか迷っている。
- 人気のあるトレラン大会に出てみたい!
- 50kmクラスのトレラン大会に出てみたい!
と思っているあなた!この記事を読んで、白馬国際クラシックにエントリーするかどうかの参考にしてみてください!
私は50kmソロで出走したので、50kmソロのレポートがメインとなりますが、大会の雰囲気なども掴んでもらえたらと思います。
『これからトレランを始めたい!』という方はまずはこちらの記事をご覧になってみてください!
白馬国際クラシック(2024)の大会概要 ※50km・28kmのみ記載
日時・場所
2024年9月8日(日)
50kmスタート:7時00分
28kmスタート:8時00分
白馬村(長野県北安曇郡白馬村)
種目ごとの制限時間・定員人数
50kmソロ:10時間・1,000名
50kmペア:10時間・100組200名
GTNS28kmソロ:7時間・500名
28kmペア:7時間・50組100名
※GTNS・・・ゴールデントレイルナショナルシリーズ
累積標高
50kmの部:2,779m
28kmの部:1,704m
エントリー期間
2024年3月31日(日)0:00 〜 8月11日(日)23:59
エントリー費用
50kmソロ:17,000円(学生 13,600円)
50kmペア:30,800円(学生 24,480円)
GTNS28kmソロ:14,000円(学生 10,400円)
28kmペア:23,600円(学生 18,720円)
※GTNS・・・ゴールデントレイルナショナルシリーズ
必携品(50Km・28km共通)
白馬国際クラシックは結構本格的に必携品が必要となります。
- ココヘリ発信機(レンタル可)
- 地図上に現在位置を表示できる装置(GPS)携帯、スマートフォン可
- ポイズンリムーバー
- ライト(予備ライト・予備電池含む)
- 雨具
- 防寒具
- 行動食
- 熊鈴
- コースマップ
- コンパス
- ドリンク(1,000ml以上)
- 救急用具(非収縮性テーピングテープは必須)
- 携帯カップ
- エマージェンシーブランケット
- ホイッスル
- 健康保険証(レース時はコピー可、原本も大会会場に持参していること)
- ザック後方に取り付け可能な赤点滅ライト
- スマートフォン
加えて、推奨装備品として、手袋、キャップ、サングラスがあり、スマートフォンには地図データを入れておくよう推奨されています。
めちゃくちゃたくさんありますよね。私はトレランを始めて2つ目の大会がこれだったので、揃えるのに苦労しました。
正直全てを専門店で買っているとお金がなくなってしまうので、ネットで買えるものはネットで揃えた方がリーズナブルです。
トレラン小物アイテムについての記事も書いていますのでご参考にして頂ければ幸いです。
白馬国際クラシック50K(2023年)レポート
それでは2023年の白馬国際クラシックのレポートです。
結果をお伝えしておくと、50kmソロを完走することができました。
完走率は大体65%ほどだったようなので、トレラン2大会目の出走ということを考えると自分でも良く完走できたなと思っております。
各区間ごとにレポートしていきたいと思います。
コースマップは、白馬国際クラシック大会HPからご確認ください。
50kmソロ スタート 〜 A1(白馬岩岳エイド)まで
スタート前は、ゲストランナーの方の挨拶だったり、MCの方が盛り上げてくれます。
そしてやはり人気の大会ということもあり、たくさん人がいますね。いよいよスタートです!

そして、この下に貼っている場所が白馬国際クラシック一番の絶景ポイントではないでしょうか?
場所は、A1(白馬岩岳エイド)の直前にあります。
A1(白馬岩岳エイド)が6.5km地点にありますので、まぁまぁ序盤でかなり満足感たっぷりです!
レッドブルを1缶いただけるので、この辺りが一番元気でした。
この辺は本当に気持ちよくて、来て良かったと本気で思いましたね。
先に断っておくと、ここから段々体力的も精神的にもキツくなっていくので、写真が減っていきます。特に中盤はほぼ撮れていません。

A1(白馬岩岳エイド)→ A2(おかるの穴エイド)まで
10km地点あたりまでは上りがありますが、それ以降は一気に下ります。
下りが得意ではない方は苦労するでしょう。
私は完全に下りは苦手なので、結構な人数に抜き去られました。ちなみに5回くらいは滑って転んでます・・・。
怪我がなくてよかった・・・。
写真を撮る暇もなく、とにかく捻挫などの怪我だけは気をつけて下りました。
下り切ってしまえばもうアスファルトの歩道に出るので、A2(おかるの穴エイド)まではもうすぐです。
この辺りはまだ13kmくらいなので、体力的にはまだまだ元気に走れるくらいではないでしょうか。
A2(おかるの穴エイド)→ A4(白馬グリーンスポーツの森エイド)まで
レース中盤は、キツくてあまり余裕はありませんでした。
まず軽く登りをこなしていきますが、その後に田園風景が広がります。

気持ちよさそうですよね?すごい良い景色なのですが、とにかく暑かったです。
大会当日は快晴で、日差しも強かったです。
遮るものが何もないところは結構体力を削られてしまうので注意してください。キャップは必須かと思います。
出来ればサングラスもあったほうがいいと思います。
あとは25kmあたりからの登りはかなりきついです。
私の感覚では、登りの中ではここが一番きつかったです。
なかなか終わらず、暑いし、「これを登ってもまだレースの半分過ぎたところ」という精神的なきつさもあります。なんとか登り切ったという感じですね。
A4(白馬グリーンスポーツの森エイド)→ ゴールまで
終盤に来ました。A4の少し先は要注意ポイントかと個人的には思っています。
A4の少し先に、数キロ程度なのですが、川沿いを走るコースがあります。これがとにかくきついです。
日も登り、気温が上がった炎天下の中を走らなければなりません。
私はこの区間はきつすぎて全部歩きました。
日差しを遮るものもなく、ただただ単調な川沿いを歩くという苦行。
とにかくきつく、レースの全体の中で1番「もうやめようかな」と思った区間です。
そのあとは42km地点に、ジャンプ競技場チェックポイントがあります。
7時間30分以内に通過しなければいけません。
2022年はこの関門が厳しく、7時間以内という制限でした。その結果、完走率が50%を切ってしまったようです。
2023年は30分緩くなったこともあって完走率が上がったのでしょうね。
とはいえ、2023年の完走率は約65%ということなのでまぁまぁ厳しいです。
そして最後の登り。上から撮っています。

もう最後なのでなんとか耐える上り坂という感じです。
傾斜も途中からは少し緩やかになりますので、ここまで来れた方なら難なく登れるのではないかと思います。
そして登り切ったらあとは下ってゴールするだけです。
ただ、下りが上手くない方は要注意かもしれません。私は既に前モモ筋肉が終わっていたので必死に歩いて下りました。
そしてついにゴール!

初の50kmはやはり長かったですね。
そして私はゴールしていたので難を逃れたのですが、17時が近づいてきた時間に土砂降りの雨が降りました。
まだ走っていた方もいらっしゃったと思うので、とても心配になるくらいの雨でした。

やはり山の天気は分からないということも実感した大会でもあります。
駐車場・当日受付について
まず駐車場についてです。これはもう早めに着いた方がいいです。私は5時30分には着いていたのでスムーズにスタート近くの駐車場に停めることが出来ました。
6時頃になると車も多くなりますので、少し遠くの駐車場になってしまうかもしれません。
当日受付をする方はバタバタしてしまうので特に早めに着いた方がいいと思います。
当日の受付時間は、
50km:6時〜6時30分
28km:7時〜7時30分
となります。特に混むこともなく、スムーズに受付が出来ました。ココヘリ発信機もここでレンタルします。
若干トイレが並ぶくらいです。フルマラソン大会のトイレ行列ほどではないので、そこまで気にはならないと思います。
まとめ
冒頭にも書きましたが、2度目のトレラン大会で選ぶには少しきつめの大会ではありました。
ですが、結果としては「本当に出走して良かった!」と思える大会でした。
快晴だったこともあり、山の景色がとにかく素晴らしかったです。さすが白馬ですね。
登山はしないのですが、登山好きな人の気持ちが少しわかった気がします。
不思議なことに、相当きつい思いをしているはずなのですが、登り切って絶景を見ると疲れが嘘のように飛ぶ時があるんですよね。
それくらい絶景の中でのレースなので、参加者が1,500人を超える規模の人気大会であることは頷けます。
次は28kmもチャレンジしたいと思っています。
お読みいただいた方、ぜひエントリーを検討してみてはいかがでしょうか。
その他の大会レポートも記事にしていますのでご興味あれば読んでみてください。
《開催月別のトレラン大会、ウルトラマラソン大会レポート》
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それではまた!